安心感を思い出すリストラティブヨガポーズ

こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。

コロナ禍も始まってそろそろ一年が経ちますね。
なんとなく色々なことに我慢をし続けていたり、不安を感じたり、何かとストレスを感じる日々も長くなってきていると感じませんか。

そんなときにおすすめしたいのは、安心感を思い出すチャイルドポーズ。
胸やお腹を楽にゆだねる感覚、支えがあるという安心感を味わうことができます。
もちろん感覚には個人差がありますが、レッスンでみなさまの様子を拝見したり感想を聞くと、気持ち的な疲れや不安のある時に、それを優しくゆるめてくれる感じがします。

ポーズを行うとき大切なのは、「体が楽に感じること、心地よく感じること」です。
体の心地よさを味わうことで、自然とゆったり呼吸ができるようになり、リラックスモードに入りやすくなるからです。
なので、クッションや毛布などを使ってぜひ自分が気持ちいいようにしてみてください。

 

動画ではボルスターを使っていますが、ボルスターのない方はクッションを使ったポーズの写真をご参考ください。
また、胴体の支えにボルスターかクッションのどちらを使う場合も、もし股関節に痛みや違和感があればさらにクッションやブランケットなどを重ねて高さを出してみてください。
一番自分にとって楽に心地よく感じるものを見つけてもらえたらと思います。

クッションを使ったチャイルドポーズ

準備するもの

・クッション3個
・ブランケットや毛布3枚
・フェイスタオル

道具の配置〜入り方

クッションを重ねて胴体の支えにします。
お腹の下には隙間を埋めるように丸めたブランケットが入ります。
お尻の下にも折り畳んだブランケットを入れます。
配置ができたら、正座で座り膝の間を楽に開いてゆっくりうつ伏せになります。
クッションやブランケットの位置によって心地よさが変わるので、気持ちよさが感じられるように調整します。
もし、調整しても股関節や膝に痛みがあったり、心地よくなければ下のアレンジ例を試してみてください。

チャイルドポーズのアレンジ例

上の写真に、タオルケット2枚(頭とお腹の下)、ブランケット1枚(お尻の下)を追加しています。
股関節や膝にキツさを感じる場合、支えを高くしていくと楽になることが多いので、ご自宅にあるものを使ってアレンジを試してみてください。
(写真ではあまり変わらないように見えるかもしれませんが、ブランケットを1枚追加するだけでも体感は結構変わります。)

リラクゼーションを味わう

心地よく感じるポーズになったら、そのまま5分から15分ほど目を閉じて休んでみてください。
楽なペースで呼吸をして、吸う息と吐く息の流れを感じてみましょう。
吐く息とともに余分な力が抜けていくイメージをしたり、支えられている感覚を感じるのもおすすめです。
一旦、「何もしない」「ただ休める」という時間を味わってみてください。

みなさまに心地よく静かなひとときが訪れることを願っています。