ゆるめるヨガで心地よい眠りへ

「最近なかなか寝付けない・・」
「寝ても何だか疲れが取れない・・」
このようなことが気になっていませんか?

そんなときはお休みのためのリストラティブヨガが助けになるかもしれません。

リストラティブヨガで心身休息モードへ

なかなか寝付けないとき、それは日中の活動モード(交感神経優位の状態)から夜の休息モード(副交感神経優位の状態)にうまく切り替えができていないことが原因かもしれません。
ストレスや緊張を抱えていると、その考え事が頭から離れないこともありますよね。
最近ではスマートフォンなどの光刺激で覚醒が続いてしまう場合もあります。

リストラティブヨガは、心地よいポーズによって心身をリラックス状態に導きます。
これは活動モードをゆるめて、休息モードのスイッチを入れるようなことで、心地よい睡眠の準備となっていきます。

体が楽だなぁと感じるポーズで、いつもより少しだけゆったり呼吸をしてみる。
気持ちよさを味わってみる。

それがリストラティブヨガですることなのですが、ポーズをしていると実際に多くの方はだんだん眠くなったり、ときには5分もしないうちに寝息を立ててしまうこともあるくらいリラックスされます。
「レッスンを受けた日はとてもよく眠れました」「帰ったらめずらしく昼寝をしました」「このまま寝たいです・・」というお声も聞きます。

 

リラクゼーションへのポイント

・ゆだねる
リストラティブヨガでは、体をボルスター(ヨガ用クッション)にゆだねてお休みします。
筋肉を休めながら様々なポーズをとれるので、余分な緊張がゆるみ体がほぐれていきます。

・時間
ひとつのポーズで長く静かに過ごすことで徐々に緊張がゆるんでいきます。
「何もしなくていい時間」を感じることも大切な要素です。

・穏やかな呼吸
がんばって深呼吸しなくても大丈夫です。
まずは自然な今の呼吸を感じて、ちょっと深めてみたいなと思ったらそうしてみるくらいがおすすめです。
あまり意識しなくても体の心地よさを感じることで、次第に呼吸もゆっくり落ち着いていきます。

 

 

すぐできる心身をゆるめるアドバイス

お休み前に取り入れるとリラックスの助けになるものをご紹介します。
ちょっとした自分の心地よいものをプラスするだけでも充分なこともあります。
気軽に試してみてください。

・肌触りのよいパジャマや寝具
自分にとって触れて心地がよいものをまとったり、手に触れることで安心感やリラクゼーションの助けになります。
ぬいぐるみや抱き枕でもよいです。
触れている心地よさに意識を向けて感触を味わってみましょう。

・胸やお腹に手を置いて呼吸を感じる
仰向けに寝られる方は、手の平を胸やお腹の上にそっとのせてみてください。
呼吸をするとゆっくり手が持ち上がったり沈んだり、すう息とはく息を感じることができます。
自然に流れる呼吸を感じるだけでも、少しずつ呼吸はゆっくり穏やかになりリラクゼーションを促します。

・アイピロー
まぶたの上に程よい重みのアイピローを乗せることで意識的に目の疲れを休めます。
好みの香りがついたものを使用してもよいですし、アロマミストをスプレーしたティッシュをアイピローにかけて香るのもおすすめです。

アイピロー

・抱き枕やクッション
横向きに寝る方は、胸の前に抱き枕やクッションを置いて上側になっている腕を乗せると呼吸しやすくなります。
腕の重みを支えにゆだねて乗せている心地よさを感じましょう。
ちょうど気持ちいい高さの支えになるように、抱き枕とバスタオルを重ねたり、複数のクッションを重ねて調整するのもよいと思います。

 

おうちリラックスヨガのポーズ

スタジオでリストラティブヨガを体験する

聴くリラクゼーション〜5分間のおやすみガイド〜

音声だけのガイドをYouTubeにアップしています。
よかったら寝る前のひとときにお試しください。