施術の考え方

全身を観て施術

施術の考え方1

身体は筋膜や腹膜、心膜と言った様々な膜性の組織、動きにおける筋肉の連鎖、いろいろな反射等で頭から足の指先まで繋がっている一つのユニットとして考えます。
なので内臓に負担が掛かったことで腰痛が出たり、足の小指を強く打って後日頭痛が発生したり、盲腸の手術後数ヶ月経ってから肩が痛くて挙がらなくなる事も決して大げさな事ではありません。
こうして考えると痛い部分、凝っている部分をただ揉んだり、施術したりしているだけでは問題がなかなか解消しないのは当たり前ではないでしょうか。肩こりがひどいから、腰が辛いからと肩や腰をグイグイ揉んでもその場は良くてもすぐ戻ってしまいます。
sovaの整体では患部や症状の出ている所だけでなく常に全身を観て施術していきます。

 

テンセグリティー

施術の考え方2

人間の身体はテンセグリティー構造に例えられます。
連続する引っ張り材(筋膜・靭帯・血液・血管などの結合組織)とそれを支える不連続な圧縮材(骨)で構成されています。骨同士はぶつかり合わないよう液体で満たされた関節というスペースによってお互いに間隔をとっています。そして構造体全体の張力を維持するスペーサーとして働いています。
テンセグリティーにおいて統合性と連続性は全体的であり、局所の問題は全体に普及します。この張力バランスが失われると、圧縮により柔軟度や運動能力、姿勢等に影響を与えます。
少し難しい説明になりましたが、人体は左の写真のように、棒の部分(骨)とゴムの部分(結合組織)がバランスを取って成り立っています。どこか1本のゴムが縮まると全体的に形が変わり、他の部分にも影響が出ることが想像できると思います。
このように私たちの身体はいつでも全身でバランスを取って存在しています。

 

リラクゼーションサロンやクイックマッサージとの違い

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最近特に60分3,000円とか安価なリラクゼーションのお店がどんどん増えています。マッサージで気持ちよくなり副交感神経が優位になり心も身体もリラックスする効果もあるので一概に否定はしません。
しかし、揉んで貰ったり力を抜いてるつもりでも硬さや緊張が取れない方も多いと思います。慢性的な緊張が続き脳から縮みなさいと命令が出っ放しになっているので患部だけを揉んでもなかなか緩みません。
また強揉みなどで無理に筋肉を緩めると、目に見えない皮膚の下の筋膜に、怪我をしてかさぶたが出来るように瘢痕化が起ります。人間は過剰な刺激に対して適応しようとします。過剰な揉みほぐしによって傷ついた筋膜は同様のストレスに対応するために厚くなり、厚くなったために動きや循環を阻害し、また更なる凝りや痛みの原因になる悪循環が発生します。さらに感覚も鈍くなり硬いから無理やり強く揉みほぐし、更に硬く凝ってきます。
このような悪循環のループを断ち切るため、sovaの整体では例えば硬く凝った状態を「つきっぱなしの電球」だとすると、電球を消すのに電球自体を揉んだり押したりするのではなくスイッチをOFFにするように、脳から緊張する命令をOFFにするような施術をしていきます。

 

姿勢について

施術の考え方3

 

世間一般に言う「良い姿勢」は胸を張った”気をつけ”やモデルさんのような姿勢を思っている方も多いと思います。これは実はあまり良くない姿勢なんです。学校や軍隊などで行っている”気をつけ”の姿勢は動きづらく、先生や教官に服従させる為の姿勢という説もあります。実際にやって頂けると解ると思いますが胸を張った姿勢(背中側は肩甲骨を近付ける)で腕を横から挙げてもらうと、挙げにくいし深い呼吸もしにくいと思います。逆に少し背中を丸める姿勢(猫背ぎみ)で腕を挙げると、挙げ易いし呼吸も深くできると思います。しかし猫背すぎて頭が前方へ移動した姿勢はだめです。是非試してみてください。

また、スタイルを良くしたいと言われる方もいます。あまり容姿だけににこだわった施術はしませんが、例えば腰痛・便秘・生理痛・肩こりが酷く症状の改善に対して施術をし結果的にO脚が改善されることなどもあります。
身体全体のバランスを整える事によって循環や代謝が良くなりむくみが解消して少し痩せたり、胸郭を緩めることによってバストアップする方もおられます。